このプログラム
は、コミュニケーションサービス「ai sp@ce」(※サービス終了)
のキャラドルをカスタマイズする機能「aiちゅーん」のスクリプトをテキスト形式で出力するものです。
Windows上で動作します。
上記リンクからダウンロードし、解凍(ZIP)してお使い下さい。
(1)と(2)はいずれか一方があればよいです。
(1)がPerlによるプログラムソースで、(2)はそれを PAR::Packer
で実行形式に変換したものです。
よってPerlインタプリタの無い環境では(2)をお使い下さい。
以下、(1)と(2)をひっくるめて 実行ファイル と呼びます。
(3)は設定ファイルで、かならず必要です。
aitune2text.exe と aitune2text.cfg を同じフォルダ (例えば C:\WORK\ ) に置きます。
aitune2text.cfg をテキストエディタで開き、InputDirectory= の右辺をaiちゅーんスクリプト(*.csv)の存在するフォルダ名に書き換えます。
コマンドプロンプトで aitune2text.exe を実行します。
C:\WORK> aitune2text Enter
すると、カレントフォルダにテキストファイル(*.txt)が出力されます。
設定ファイル(3)でオプションを指定することにより、 プログラムの動作を変化させることができます。 指定可能なオプションは次の通りです。
オプション名 | 右辺に指定するもの | 省略時解釈 | |
---|---|---|---|
[Path] セクション | |||
InputDirectory | aiちゅーんのスクリプトが置かれている場所(フォルダ)を指定する。 最後の \ は付けても付けなくてもよい | (省略不可) | |
OutputDirectory | テキストファイルを出力する場所(フォルダ)を指定する。 絶対パス・相対パスとも可。 最後の \ は付けても付けなくてもよい | . (カレントフォルダ) | |
[OutputFormat] セクション | |||
Encoding | 出力ファイルの文字コード(エンコーディング)を指定する。 utf8、euc-jp、cp932、shiftjis のいずれかが指定できる (但しshiftjisとcp932は同じ) |
utf8 | |
Bom | 出力ファイルの先頭にBOM(Unicode
FEFF)を付加する事を指定する。 1でBOMを付加、0で付加しない |
0 | |
Indent | 出力時のインデントに使用する文字列を指定する | インデントしない | |
StringBegin | 話す(TALK)やターゲット(TARGET_SET)コマンドの文字列や名前が空白を含む場合に、 その文字列や名前を何で括るかを指定する | 直前に出力する文字列を指定する | 出力しない |
StringEnd | 直後に出力する文字列を指定する | 出力しない | |
UnknownBegin | 未知のコマンドを検出した時に、 何で括って出力するかを指定する | 直前に出力する文字列を指定する | 出力しない |
UnknownEnd | 直後に出力する文字列を指定する | 出力しない |
右辺に指定する文字列は、二重引用符 " " で囲んでも構いません。
設定ファイルの文字コードは
cp932 (Windowsで一般に「シフトJIS」と呼ばれているもの)
である必要があります。
実行ファイル のファイル名を変更したい場合は、
設定ファイルの名前も一緒に変更して下さい。
設定ファイルのファイル名は、拡張子が .cfg
であり、拡張子を除いた部分が実行ファイル のそれと同じである必要があります。
設定ファイルの置き場所は、
カレントフォルダ又は、
実行ファイル と同じフォルダである必要があります。
実行ファイル がカレントフォルダ以外の場所(例:
PATHの通ったフォルダ)に置かれていて、設定ファイルが両方に存在する場合は、カレントフォルダの方が優先されます。
実行ファイル はコマンドプロンプトから呼び出して使います。
> perl aitune2text.pl
> aitune2text
コマンドラインパラメータ(引数)はありません。
Encoding オプションに cp932 又は shiftjis を指定した場合、実行後に生成されるテキストファイルの文字コードはいずれも cp932 となります。
Encoding オプションで出力文字コードが UTF-8 以外に指定されている場合、出力文字コードで表現不可能な文字は \x{16進数} と出力されます。
エラーがあった場合は標準エラー出力に表示されます。
StringBegin / StringEnd オプションの意図は一見不可解かも知れませんが、 これはこのプログラムのテキスト出力が空白で区切るフォーマットとなっている関係上、 文字列自体に空白が含まれていると見づらかろう、 ぐらいのつもりで設けています。(^_^;)
ボイス(VOICE_PLAY)コマンドには対応していません (従って、UnknownBegin / UnknownEnd オプションに指定された文字で括られます)。
2009-07-01版 | 初期バージョン |
2009-07-05版 | 設定ファイルのサーチを、 カレントフォルダだけでなく本プログラムのパスも見るようにした |
2009-07-11版 |
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2010-02-07版 |
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